10月も終了し、皆さんeBayでの月間売上や各種集計をされているかと思います。

 

通常は、月単位での売上をみて、

そこから原価や販促費等を引いた利益を見て、

各月の推移でみることが一般的かと思います。

 

ただ、売上は大きく変わらない月やこれと同じぐらいの売上は過去にもあったけど、、、、

このような場合に、どう考えるのがよいのでしょうか?

答えは1つではないと思いますが、ここでは1つの見方を紹介します。

これを見る前提として、

これまの売上UP施策がどのような方向性で実施されてきたかが重要になります。

 

<売上アップ施策の方向性(例)>

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アクセス数増やSEOを目的とした施策

CVR(=購入率)増を目的とした施策

顧客ロイヤリティを上げる(=リピーター)増を目的とした施策

返品率や未入金率減を目的とした施策

TRS(=トップレーテッドセラー)獲得、もしくは維持を目的とした施策

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上記どの施策も大事なのですが、

どれを優先しどのタイミングで導入していくのか、

また各施策も1種類ではないため、その組み合わせも重要になってきます。

 

例えば、”アクセス数増”といっても、

「検索結果でのアクセス数増」なのか

「ストア内回遊率を上げることでのアクセス数増」

なのかで施策は異なります。

 

言い換えると、「お店に入ってもらうための施策」なのか

「入店したお客に店の中を動き回ってもらい他の商品も見てもらうための施策」

なのかの違いになります。

 

またそれぞれの目的に応じてとるべき施策や

時間やかかるコストも異なりますので、優先順位を付ける必要があります。

 

また別の例でいえば、「アクセス数増」と「CVR(=購入率)増」の

どちらかを選択せざるを得ない状況が出てくることもあります。

 

これは施策Aを実施すればAを得るが、

Bを失う。施策Bを実施すれば、Bを得るがAを失う。

う~ん、どちらを優先すべきなのだろう??という状況ですね。

これを判断するのに単純な正解はありません。

 

したがって、その優先度や組み合わせを考えるにあたって重要なのが、

「①自社のメイン出品カテゴリーの傾向分析」

「過去を含めた②自社アカウント分析」

から何が自社の強みや弱みかを各種数値面含め把握することになります。

 

これが見えてくると、同じ売上でも

現状どういう方向にこのアカウントが進んでいるかを可視化することで、

現状優先すべ施策や取捨選択の場面で判断がつけ易くなります。

 

ついつい、月間や日々の売上や粗利に注目しがちですが、

その数値の背景にある要因、これを見ようとする視点で

各種数値やバイヤーからの反応を組み合わせて複合的に分析し、

施策を実施していくことで売上がアップしていくことが多いと感じています。

 

是非、そんな視点でも自社のeBayアカウントをチェックしてみて下さい。